約20坪の平屋に住んでいます。夫婦2人の生活なのでこの大きさで十分です。間取りは2LDKです。11.7帖のリビングダイニング、4.7帖のキッチン、あと7.5帖の寝室と娘等が泊りにきたとき用の5帖の洋室とトイレ・洗面所・バスルームというシンプルな間取りです。必要最小限の間取りです。
建築および住むにあたっては、千と千尋の神隠しで出てくる「銭婆(ぜにーば)」の家をイメージしました。床は全て吉野桧です。肌触りが違います。そして家具等は木調のものにしています。またリビングは勾配天井にして梁が見えるようなっています。天井が高いので部屋が大きくみえます。このような勾配天井にできるのは平屋の良さだと思います。また設計事務所の方から暖炉をつけるのはどうかとご提案いただきました。すごく魅力的だったので検討してみたのですが、薪をどう調達するか等ランニングの課題もあり見送りました。
設備としては全館に床暖房を入れています。冬は家全体を暖めることでどこに行っても快適に過ごせます。気温が低いとつけたり消したりするとコストがかかるようなので点けっぱなしにしています。一方夏は広さがそんなにあるわけではないので、リビングにつけたエアコン1台で全室まかなっています。またコンロは都市ガスが来ていなくてプロパンだったので費用が高くなると考え、IHにしました。
収納はクローゼットや室内の物入れに入れています。以前住んでいたマンションからここに引っ越す際に、箪笥・家具・食器棚・本棚を廃棄処分しました。それとともに持っているものも思い切って、かなり捨てたり売ったりしました。おかげですっきりとした、スペースも余裕がある部屋になりました。
思い切った断捨離は、引っ越しの時にしかできないと思います。もし今私たちと同じように平屋に引っ越そうと思っていらっしゃる方がいましたら、思い切った徹底的な断捨離をお勧めします。もしかしたら使うかも、ではなく、もし使うことができたらまた買えばよい、くらいの気持ちで行うのが良いと思います。引っ越し業者も廃棄も含めた見積もりをしてもらえるところがあるので大きな家具でも大丈夫です。
こじんまりとした適度な大きさの平屋でゆっくりと暮らしています。
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